登り返し
懸垂下降などで、場合によっては登り返しが必要になることがあります。
考え方
荷重をどこで支えるのかを考えるのが大切。
基本的には、荷重を支える方法を2つ(不安な場合は3つ)用意して、片方で支えている間にもう片方を上に持っていくことで、少しずつ登っていくことができる。
荷重をどう支えるかはビレイからの自己脱出でも同じ考え方。
手順
- 懸垂下降からミュールノットで仮固定をする。
- メインロープにフリクションノット(クレイムハイスト)を作り、120スリングで足場を作る、クレイムハイストにセルフビレイのカラビナをかけ、荷重を移す
- 仮固定を解除し、セカンドビレイモードに切り替えて、ビレイループにセットする
- 足場を使って、体を引き上げ、ビレイデバイスを引き上げ、テンションをこちらに移す
- クレイムハイストを上にあげてテンションを移すを繰り返す。
参考動画
ビレイからの自己脱出
登り返しと似た考え方でビレイからの自己脱出も可能です。
クライマーが墜落して、助けを呼びに行く必要があるが、そのためにはビレイデバイスを外さないといけないという場合に使います。
手順
- ミュールノットで仮固定
- メインロープにクローブヒッチを作成して、 セルフビレイを取っている支点などにマリナーノットで固定する
- クレイムハイストを調整して、なるべく荷重を支点にうつす
- 仮固定を解除し、ゆっくりと荷重を支点にうつす
- メインロープでエイトノットを作成し、バックアップを取る

